Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

新旧案 (いや全部新じゃなく昔のチップなんですが) 検討中。

i8008 もまだ検討中なのですが、SPLD周りで止まっています。1.25μS cycle で動かそうとすると結構タイミングが問題で、CPLD に取り替えようと 5V 系のものを入手しているんですが、書き込み方法周りで現状中断中。

それと、なにとなく8ビット機で BASIC を走らせるのも MELPS で結構楽しかったので、今のところ速度報告がない (といっても BASIC 込みですから純粋な石の実力とは異なりますが)あたりで、SC/MP III と 2650A を試そうかととりあえず仕込んでみました。

SCN2650A/INS8070

INS8070 はネットで 2.5kByte SC/MPIII NIBL のソースを発見したので、NIBLFP相当にできるか考えてみます。ものはライセンス不明ですが、NIBL のソースを SC/MP で動かすだけなら TI も文句言ってこないでしょう。多分。

SCN2650A の方は jim11662418 さんのところに Microworld BASIC のバイナリが落ちています。これこそライセンス不明。問い合わせ先は分からなくもないんですけど、聞かれたらだめと答えざるを得ない、という可能性もあり、ちょっとなんとも言えないな。
専用モニタの PIPBUG はソースが公開されているのでモニタの方はあまり問題にならない。

何れも AS Assembler でなんとかなるので、改造自体はなんとかなるかも。
回路的にはどっちも簡単です。どちらも BASIC の前提はソフトシリアルなので、INS8070 の方は同じ NS の NS16450 あたりで、Signetics の方は同じ Philips の 2661B で何とかしようかと。なお、2650A は 1975-6 あたりで発表されており、この年の 3 月に Signetics は Philips に買収されているので、ほとんど 1st source だと思います。