Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

ALTMEM不安定の修正ほか

(1) Z280 はいまのところ、/RD が出ないというところから進んでいません。キャッシュは切っているつもりなんですけど、なんとなくそもそも命令を実行できておらず、設定もうまく行っていない?回路に気がついていないミスがまだ有るのかも。

 

(2) TMS99105 の方は、ALTMEM 不安定でそちらの方を直していました。現状は通常のIC ソケットに Zero-pressure ソケットを重ねて取り付けていたんですけど、それがそろそろだめの模様。ALTMEM 自体にはスペースがあるので一旦 Zero-pressure ソケットを地べたに取り付ける修正を行ってそちらはOK。ただまだシリアルIF単体のテストプログラムが動かない。

また、以前の TMS9900 のファームでのテストが動かないのは原因に気がついた。そういえば TMS9902 の初期化ってリカバリとかとは無関係にCPU速度依存になっているのでその影響だと思われます。実は、初期化のサンプル、TIBUG とも最初の端末側からのキャラクタのスタートビットの長さをCPUを回して時間測定してシリアル速度を決定する作りになっており、当然 TMS99105では動くはずがないというわけ。

 

(3) ミニコン系の CPU をいくつか調達してあり、AS Assembler の新規サポートを追加中。V60 はサポート待ちかな。ただし、MN1613 と同じくゼロページに RAM を想定しているのでALTMEM は使いにくい。本来の MEM ボードか、Electrelic さんとこと同様に2ポートメモリでかんたんなファームウェア自動セットシステムを作るか。そのために IDT7007-35 を2個ポーランドからかなり前に調達はしてあるんですけど……