Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

次の短期的予定

次にやってみようと思っていた石が出てこない、いや MN1613 でも良いんですが、あれはちょっとソフト側をナントカしたい、ということで、TMS9900 が動いたこともあってその後継をまずやってみます。また変なものも発注してあるんですけど、そちらはまだ来ないだろうし。

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TMS99105A

このシリーズには一応浮動小数点命令セットの入った TMS99110A もありますが、あれは単に内蔵の ROM で通常の命令を用いて浮動小数点計算しているだけなので全然速くなく、そちらにする理由はないので。コレ自体は結構前に入手してあったものです。一応下記のように図面は引きました。前に記した Struart Conner さんちでも TMS99105A 製作記事がありますが、あちらは CRU クロックに合わせて TMS9902A-40 を使って CPU 側も 4MHz にクロックを落としています。手元に TMS9902A-40 がないことも有り、こちらは CRUCLK に 1wait 入れる方向で回避しようかと。TMS9902A でないと (Aなしはだめ) タイミング条件は満たさなくはなります。

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簡易スケマ(1)

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簡易スケマ(2)

CPLD の方は一応式は書きましたが、どうするか考え中。一応 AT28C256-15 を W27C512-45 に入れ替えれば nowait で行けるはず。なお、前に書いたときと違って Reset は外から供給することに変更しています。理由は、今別途検討中のメモリボードは RAM 側にブート時にファームウェアを書き込むようにする予定で、その間の期間は CPU を黙らせるようにするため。TMS9900 ボードの方はまだ直してないけど。