Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

SBC SC/MP-III NIBL 移植

とりあえず整数型NIBLまでは動くようになりました。修正は MAINL2の処理でメモリサイズを取得して残りサイズを見ている箇所があるのですが、この処理で Carry FLAG を見るためにフラグレジスタを A に転送して単純に ZERO かどうか見ており、SA/SB が立っていると動かない (完全にハードウェア依存)の処理になっていたため。マスクして黙らせました。あと

・ ROM での外部プログラム読み出しは黙らせる。

・ NIBL のあとに Universal monitor をそのまま貼り付けて、MON コマンドでモニタが呼べるようにした。

という変更を入れています。また BREAK ではなく CTRL-C で実行が止まるように直しました。でも、まぁ、Tiny Basic だし、文字を扱う機能が全くない。MukaiLabさんの整数型BASIC マンデルブロベンチマーク移植をベースにいじったんですけど、まぁ酷いもんです。

mandelbrot ベンチマーク結果

まぁ NIBL の出来の関係で F8 より遅い。でも NIBL は実行速よりサイズ縮小優先で組んであって……。

浮動小数点移植時に、CHR関数はなんとかしたいものです。