Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

GW: 電脳伝説さんとこの SBCZ8002 を作りました

PICKIT3 to PIC12F1822 の治具を作ってとりあえず問題なく動きました。ただし、

1. SCC 周りの浮きピンは全部対処。具体的には下記の通り。鈴木さんはどうして浮いたままでいいと思っているのか、不思議。CMOSだと中間電位になる上、簡単に壊れます。

因みに物は手持ちにESCCもあったんですが、SCCのほうがたくさんあったので SCC を刺しています。

浮きピン処理

2. スイッチは除去してショートしました。スイッチ自体は SBC1802 に写っている通りあるんですが、この秋月のスイッチは許容電流 0.5A なので、全然足らない (z8002 が既に 0.3A Max なので、z8002 とSCCだけでオーバー)。他に 2.54mm pitch の適当なスイッチが手元になかったのでこうなりました。

3. ROM は MBM2732A-30 に変更。ついでなのでパターンを 4KB ROM に対応できるよう微修正しました。これは手持ちの都合です。アクセスタイムはやや足らないんですけど、マージン多めの富士通なら動くかと。ALS573 に変えて多少余裕を持たそうかという案も考えてはいたのですが、途中で面倒になりました。とりあえず動いているから後でロジアナでタイミングを見ておくかな。

一応記念写真。

SBCZ8002表

SBCZ8002裏

コンソール