Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

i8008 工作 (承前)

8008 に関しては、いまタイミングを考えているところです。800KHz で動かそうとすると、実は 8008 からの信号の遅延は 500KHz 品と全く変わらないのであちこちタイミングの逆転が発生して辛い。まだ考え中ですが、

 

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8008 要求タイミング(Grid 50nS)

一番つらいのがステータスを示す S<0-2> がi8008 のデータ入力の立ち上がり要求値より300nS ぐらい worst で遅れて出てくる/早い可能性もある、こと。と言ってもこのままだとメモリの読み書きの判定を行う PC<0-1> がアドレスと同じタイミングなので、T2 の立ち上がりからメモリを駆動すると前の書き込みステートがクリアできていないので誤動作します。

とりあえず T2 のステートをまるまる1ステート遅延させて、それで見るしかないかなぁ。T2→T3 は READY を入れなければ無条件に遷移することになっているので。ただし、READY を使うとバスファイトする……

というわけで GAL16V8 ではダメなので、22V10 に切り替え。回路は今の所こうなっています。

 

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