Almost lost technologies

ここは昔の CPU を用いた工作記事を書くために用意しました。

NEC Vシリーズ

今月は半ばまで python と戦っていたのと、月末忙しくて全然進みません。こういうときは次どうするかをぼんやり考えるときでもありますが、最近調達を含めて結構ある NEC の Vシリーズもナントカしたい、と思います。86系を動かすなら MS-DOS が動くように持っていきたいので、そこまでの経路込みでどうするか、というところです。ISA 8bit 系のVGAカードは手持ちがない (数年前に捨ててしまった) こともあり、つなぐなら 16bit bus のものかなぁ。

一応、V20(5MHz), V30 (10MHz)

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V20_V30

が手元にありますが、周りの実装量も多く正直あまり気が進まない。μPD71011/μPD71088 などもなぜかあったりはするのですが……。やるなら Faraday/WD FE2010A の調達かな。UT source にはあるようです。

もう少し、手間が少ないのだと、これも手持ちであったりする。

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V53A

載っているデバイスの流用が結構効くので、かなり周りは簡素化できそうです。

そしてもうひとつ、これは V20/30 はエミュレーションモードになりますが、

 

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V60

これはエレポートで迷った挙げ句調達してしまいました。V70 は値段よりも資料がなさすぎる。ピン配置すらわからない。

v60 でもアセンブラから作ることになりますが、as の移植はなんとかなるかなぁ。命令セット含めてむちゃくちゃリッチな石なので、vax などの流用で C もなんとかなるかも。現時点ではこの石の開発環境は過去の彼方、のようです。Cygwin 部隊が公開していてくれればよかったのに。多分遊べるのは v60 でしょうが、どうするか。